当日は大学生から公務員、最近熊谷に住み始めたという年配の方まで総勢40名を超える方に参加いただき熱いイベントになりました。
まずCode for Kumagayaから今回の趣旨説明を行い、インプットワークからテーマ別ワークショップを行い、テーマグループごとに発表を行いました。また、グラフィックレコーディングを取り入れインプットワークの内容やテーマグループの発表内容の記録を行いましたので、ぜひご覧ください。
今回の目的について
本年4月より熊谷市観光協会が民営化さえたことから、このタイミングで熊谷市民に限らず埼玉県北部の中心的都市「熊谷」から埼玉の観光について “観光とはなにか?”についてインプットワークを中心に課題等の抽出を目的としました。
5つのテーマと整理された課題
課題抽出により以下の5つのテーマを決定しグループワークで整理を行った。課題整理中もいくつかアイディアが上がってきて次回アイディアソンへの期待も高まった。
テーマ:問題 タイトル:市民の意識に問題あり
- よそ者を受け入れてくれない
- いつも同じような人しか集まらない
- 知らない人といきなり観光できるか?
- 排他的である
- 地域差なども含めて考えていくべき
- 「誰かがやってくれる」ではない意識を一人ひとり持っていくべき
- 子ども(ペット)にとっても育っていく故郷であり地元に戻って来たいと思うような場所を作っていく
テーマ:方法 タイトル:熊谷を元気にする方法「キックオフ!!ラグろうぜ!!」
- ラグビーを全面に出していく!という方向で
- かるたを作る→遊びを作ることで盛り上げて定着させていく
- 1つのモチーフでたくさんのアプローチ(方法)ができる→とにかくラグビー
- ラグビーポーズを作ってSNSにアップする
- テンションを上げる
- 楽しむ焦点をつくる
テーマ:観光とプライド タイトル:ラグビーって?おいしいの?
- ラグビーの認知度が低いのはなぜか?
- ダサいのか?
- 売れたマンガがないからか?
- 直実像にラグビーの格好をさせる?
- ラグ語を作る
- 8月24日はラグビーの日→毎月24日は居酒屋半額とか
- ラグビー関連でギネスに挑戦→一発逆転
- 閉ざされた世界から→ルールがわからなくても興味を持ってもらえる
- トライ(リトライ)を前向きに思える土地にする
テーマ:コミュニティ タイトル:コミュニティ磁石
- まずは今自分がどのようなコミュニティにいるのか改めて考えてみる
- 秩父鉄道好き(鉄道のために通っている人がいる)
- 立正大学。学生としてのコミュニティ(ガンダム好きやアニメ好きなどの仲間たちも)
- 熊谷全体というよりは、そこに住む人々の興味や仲間たちの活動もコミュニティとして面白いものがある
- 熊谷自体が磁石となって何か好きなものを集める場所や仲間がいることを発信する
- ここに行けばこれが楽しめるということをきっかけに観光につながっていくのでは?
テーマ:愛着 タイトル:愛着とはなにか?
- 熊谷という漠然とした場所ではない
- 共通の思い出や場所なのでは?
- 人とのつながりや活動
- それをはぐくむ拠点をつくることで軸を作っていく
- 趣味などで人々が自由に行き交える場所
- 多様なモチーフでそれを作っていく
- なにかに参加するためのハードルを下げる
アイディアソンに向けて
6月15日のアイディアソンでは今回抽出された課題に対して解決するアイディアを出し合い、グループワークによりアイディアシートの作成を行っていきます。